おっぱいチャンバラ
レンタルビデオ店でたまたま見かけ、あまりのバカなタイトルに思わず借りてしまいました。
主人公リリは今時の軽いノリの短大生。しかし、実は佐山破心流という剣術の後継者だったりする。二十歳になったリリは継承の儀式に臨みますが、その途中突然気を失い、気がついたら江戸時代の山村にタイムスリップしていました。
この佐山破心流という剣術、なぜか胸をはだけるとそこからオーラが出てパワーアップします。いったいどうなっているのか気になりますが、その原理は作中詳しく説明されていません。
タイムスリップしたリリは山賊に襲われていた村人を助け、山賊の一味と戦うことになります。リリは初めて人を斬って苦悩しますが、村を救うためにどんどん山賊たちを叩き斬っていきます。ところが、その山賊のボスはリリと同じ佐山破心流を使うくノ一お絹でした。お互いにおっぱいからオーラをほとばしらせながらの激戦になります。
もしかするとお絹は流派の開祖、あるいは自分の祖先かもしれず、彼女を倒せば自分も消滅してしまうかもしれないとリリは悩みますが……というのが、だいたいの粗筋です。
一見、自主制作映画に毛が生えた程度のチープな映画ですが、なかなか脚本はうまくまとまっていて、テンポよく話が進みます。タイトルのバカバカしさもさることながら、そのチープさも笑いを誘い、序盤は軽いコメディとして話が進んでいきます。
しかし、意外に終盤はシリアスで熱い展開になっていきます。それでもリリは明るく軽い短大生のノリのままです。勝っても負けても自分は死ぬかも知れない戦いにそういう飄々とした態度で挑んでいく態度がかえってハードボイルドっぽく、いい感じでした。
主人公リリは今時の軽いノリの短大生。しかし、実は佐山破心流という剣術の後継者だったりする。二十歳になったリリは継承の儀式に臨みますが、その途中突然気を失い、気がついたら江戸時代の山村にタイムスリップしていました。
この佐山破心流という剣術、なぜか胸をはだけるとそこからオーラが出てパワーアップします。いったいどうなっているのか気になりますが、その原理は作中詳しく説明されていません。
タイムスリップしたリリは山賊に襲われていた村人を助け、山賊の一味と戦うことになります。リリは初めて人を斬って苦悩しますが、村を救うためにどんどん山賊たちを叩き斬っていきます。ところが、その山賊のボスはリリと同じ佐山破心流を使うくノ一お絹でした。お互いにおっぱいからオーラをほとばしらせながらの激戦になります。
もしかするとお絹は流派の開祖、あるいは自分の祖先かもしれず、彼女を倒せば自分も消滅してしまうかもしれないとリリは悩みますが……というのが、だいたいの粗筋です。
一見、自主制作映画に毛が生えた程度のチープな映画ですが、なかなか脚本はうまくまとまっていて、テンポよく話が進みます。タイトルのバカバカしさもさることながら、そのチープさも笑いを誘い、序盤は軽いコメディとして話が進んでいきます。
しかし、意外に終盤はシリアスで熱い展開になっていきます。それでもリリは明るく軽い短大生のノリのままです。勝っても負けても自分は死ぬかも知れない戦いにそういう飄々とした態度で挑んでいく態度がかえってハードボイルドっぽく、いい感じでした。